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REITへの投資が拡大。NAV倍率は1.2倍程度へ

REITへの投資が拡大しています。東証REIT指数は1260に迫りリーマンショック前の水準に戻った形となります。株高も進んでいますが、REITに関しては昨年1年で30%超も上昇した形となっています。ただ、微妙な過熱感もでています。

 

NAV倍率は1.2倍へと上昇

REIT市場の上昇はREITを保有する投資家にとっては大変ありがたいことではあるのですが、その一方で過熱感も高まっています。

NAV倍率(REITの正味資産に対する時価総額の割合)は1.2倍となっています。これはREITが保有する不動産の全時価総額よりもREITの株価(価格)が約1.2倍高く評価されているということになるわけです。

もちろん、NAV倍率の根拠となる不動産価格も上昇に転じていれば、NAV倍率も低下することになるわけですが、ちょっとペースが速まっているように思います。

もっとも東証REIT指数を基準にしているので個別にはまだ低いものもあるかと思いますが、REIT投資家の皆様はちょっと警戒感をもって市場を見ていきたいものです。